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2006年9月28日
「トキワ荘・アゲイン」
わけがあって、このごろポツポツと「トキワ荘」を、また作っている。
トキワ荘については説明不要と思う。2001年に「石ノ森・萬画館」に納入するために、縮尺15分の1というサイズで一度作ったことがある。これはかなり大きな作品だった。しかし今回は80分の1というコンパクトサイズで進めていて、もうすでに石ノ森章太郎氏の部屋を含めて計約20部屋の室内造作は完了し、ただいまは建物の外壁に取り掛かっているところである。資料等については、当時このアパートにお住まいになっていた少女マンガ家の水野英子先生や、横山孝雄氏や、石森プロの各氏から前回提供を受けている。またこのアパートの大家だった天野秀喜氏にも一度取材したことがあり、かなり詳細に理解している。加えて今回版のために、水野先生からは新しい資料も届いていて、万全の体制で臨んでいる。
完成は10月20日ごろの予定。
乞うご期待 !

80分の1/トキワ荘
左が石ノ森章太郎の部屋
2006年9月28日
2006年9月18日
「アラン・ウォルフソンのこと」
米国にアラン・ウォルフソン(ALAN WOLFSON)というミニチュアの作家がいる。氏の作品についてはかつて数枚の写真を見たことがあり、スゴイ作家だなあと思っていた。そのアラン氏から数ヶ月前に短いメールが届いた。用件は「今度作ったサイトにICHIYOHのサイトをリンクしてもよいか‥」というもの。もちろんOKと答え、さっそくアラン氏のサイトを覗いてみて、ほとほと驚いた。どんな風にスゴイかはサイトを見ていただくしかないが、僕は強烈な感銘を受け、また影響も受けた。作品はどれもニューヨークの道端にころがっている「普通の情景」を、まことにリアルに作品化したものばかりである。僕も同様の雰囲気のものを、ロケーションを現在の東京に置き換えて、是非そのうちなにかを作ってみたいという欲求が、突然ふつふつと沸いてきた。
---アラン・ウォルフソン http://www.alanwolfson.net/
バイオグラフィーによると、氏は1948年ニューヨークのブルックリン生まれとあり、僕と同い年である。もしかするとアトリエはニューヨークにあるのかもしれない。それならば一度是非おうかがいし、じかに作品を拝見したいものである。

ミニチュアなのだ!!!
2006年9月18日
2006年9月8日
「バーベキューパーティー・イン・山中湖」
先週末、僕も含めた当クラフトクラブの面々12名が、さわやかな酒を飲むためにわざわざ山中湖(山梨県)まで小旅行に出 かけた。一行はレイクサイドのキャンプ地にあるバンガローに一泊し、大自然の中でのバーベキューパーティーを繰り広げ、おおいに酒を飲んだ。やおらポケットから「青いハンカチ」を取り出して、何回も何回もひっきりなしに、汗のまったくないひたいを拭きながらビールを飲み続ける御仁や、星空を見上げた拍子にバランスを崩し、椅子からひっくり返ってしまったご婦人など、いろいろとおもしろいパフォーマンスを見物することができた。
当日の朝、僕は自転車で現地に向かう気になり、AM8時ごろ家を出た。最初はさっそうと走っていたが、途中八王子近辺までさしかかったときのこと、突然パーンという音とともに見事後輪が破裂してしまい、慌てて自転車屋を探し回らねばならぬ羽目におちいった。ところがやっと見つけた自転車屋のおっさんは僕の車輪に合致するタイヤの在庫がないという。仕方なく身体だけ電車でいったん東京まで戻り、今度はタイヤを探して駆けずり回るなど、お陰で八王子では都合3時間半もの時間をロスしてしまい、山梨に入ってからの山道はとっぷり暮れて、やがて完全な真っ暗闇とあいなった。したがってキャンプ地への到着が夜の10時半を回ってしまい、みなさんには多大なご心配をおかけしたようである。下の写真は到着直後に撮ったものだが、あんまり疲れていないようにも見える。(もちろん実際は、極度のバテバテ状態ではあったが‥。)

写真:渡邊 格
2006年9月8日
2006年8月15日
「テレビのこと」
たったの5分、しかも早朝5時直前という時間帯ではあるが、僕の作品が久しぶりに民放テレビで紹介されることになり、先日TBSの方々が取材にいらした。ゴールデンタイムならば女子供しか見そうもないし、深夜なら若者だ。そこえいくと早朝はいかにも年配者が見ていそうで、むしろちょうどよいのかもしれない。
どんな映像になるのやら‥。
番組: TBS及びCS放送「ニュースバード」にて
放映予定日: 8月23日
放送時間: AM4時50分ごろ
●番組自体は午前4時半から5時半までですが、その中で4時50分〜5時ごろにかけて僕の作品が紹介されるそうです。
どうぞよろしく。

奥にいる方がTBSの社員
写真:渡邊 格
2006年8月15日
2006年8月5日
「千駄木慕情」
先週「千駄木慕情」という作品を作った。ストラクチャー作品の場合、僕はたいがい荒涼とした未開の地といったシチュエーションで作ることが多いが、この作品は東京下町の塗料屋という設定で、ベースの直径がたった13センチという非常に小さな作品だ。5年ほど前にも同様のものを一度こしらえたことがあるが、このときはすぐに売れてしまい、「また作らないのですか?」などと、たまに言われていた作品である。またすぐに売れてしまうと困るので、今回はとりあえず「非売品」として、そのうちイエローサブマリンの棚に並べるつもりだが、当サイト、ストラクチャーセクションにも「A Paint Store at Sendagi」として掲載したので、ぜひご覧いただきたい。

千駄木慕情
2006年8月5日
2006年7月23日
「孤独の世界」
このごろけっこうまめに作品を作っている。小品ばかりだがここ一ヶ月ほどのあいだに計8点ものストラクチャー作品を完成させた。そんなことからこのコーナーでも、前回は火の見やぐらの情景をまた作ったことをお伝えし、その前は墓の作品のことだった。そして先週は、久しぶりに、またまた「孤独の世界」を作ってしまった。
「孤独の世界」とは、今までにもっとも多く作った拙作の題名で、石原裕次郎の「二人の世界」からヒントを得て、命名した。僕が一番最初に作ったストラクチャー作品も、この作品と非常に良く似たものだったので、それも含めて、過去に20や30は作っていると思う。だからいいちこを片手にしても出来あがってしまうようなものである。それをなぜまた作ったのかというと、理由は火の見やぐらのときとまったくおんなじで、以前クラフト教室の教材として作った建物が、たまたま手元に一個残っていたからである。しかし今回は、腕によりをかけ、いつもよりは情景を膨らませ、「孤独の世界/スペシャルバージョン」とでもいうべき作品に仕上げ、近々イエローサブマリンの棚の肥やしとして持っていくつもりだ。
この作品、孤独の世界は、決して大作ではないが、以前から人気があり、よく売れる。またフランスのリヨンにあるミニチュアミュージアム(ミューゼ・インターナショナル・デ・ラ・ミニチュア)にも一点陳列されているといういわくつきの作品で、僕の代表作のひとつでもある。しかし当サイトには今まで写真を掲載していなかったことに気がつき、今回はじめてスライドショーに写真を掲載することにした。ストラクチャーセクションの前半にある英題名「A Solitary World」(ひとりぼっちの世界)というのが、その作品である。タイトルはいかにも裕次郎的だが、コンテンツはやや春日八郎的方向に流れてしまった。ま、それもいいのではないか‥。

孤独の世界
2006年7月23日
2006年7月10日
「イエローサブマリンの棚」
最近イエローサブマリンの棚を増やした。以前は3枚だったものを2枚増やして5枚にし、先月からは丸々ケース一台を「芳賀一洋のミニチュアコレクション」として使わせていただけることになった。棚を増やせば並べるものがなくてはならず、そんなことから先月、火の見やぐらのある情景をまた作り、持って行った。いま、またと書いたが、この情景を作ったのは今回で3度目だったからだ。最初に作ったのは1996年で、作品題名「A Village Fire Station」として当サイトにちゃんと掲載されている。そして2度目に作ったのが1998年で、題名「ONCE UPON A TIME」として、やっぱり当サイトに、むかしから掲載されている。そのほかにも佐野匡司郎氏が「The Daybreak in Early Spring」という題名で、同様のモチーフによる傑作を作り上げていて、これも当サイト、ストラクチャーセクションの最終ページで見ることができる。それを、あえてなぜまた作ったのかというと、ずっと以前に工作教室の課題としてこのモチーフを取り上げたことがあり、そのときに制作見本として作った火の見やぐら一台と、消防事務所一個に、消防ポンプ車一台が、単品として、そっくり手元に残っていたからだ。それら単品に地面を付けて、今回は、「第弐防災管轄区」という題の作品に仕上げ、急遽芳賀コーナーの棚の肥やしとするべく持っていったのだった。そのほかにも、ドイツから仕入れたクラシックカーのメルセデスや、オートユニオン車や、アメリカから仕入れたクラシックオルガン等々、それと、前回記事にした墓の作品(題名・寒い朝)の小型バージョン(題名・静かなる日々)など、見ごたえのある作品・品物・ミニチュアパーツなどを、続々と持って行き、いろいろと棚の肥やしにしている。
秋葉原にお出かけの節は、是非ご覧になってください。
なおイエローサブマリンの所在地については当サイト・インフォメーションのセクションに掲載してあります。

「第弐防災管轄区」
2006年7月10日
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